ツール•ド•おきなわ市民210km/DNF

ツール•ド•おきなわ市民210km DNF

(159km 宮城関門)


昨年に続いて2回目の挑戦。

3:00起床。61.0kg。

朝食はおにぎり2個にはちみつたっぷりヨーグルトと昨晩もらったジェル。それからもらったドリンクをちょっとずつ飲む。


4時に出発して、5時過ぎに会場到着。前半は雨予報なので、アップオイルに加えて、レインジェル、そして雨用のインナーも。

5時30分ぐらいにスタート地点へ行くと、沖縄のチームメイトがすでに最前列にいるので、その後ろに入ってスタートまでは和やかな雰囲気。

昨年よりリラックスできていました。


7:45予定どおりスタート。

最後尾で落車を回避した昨年とは違い、なるべく前で展開すると決めていたけど、とんでもない。油断するとどんどん抜かれるし、前方に上がろうにも中々いけない。

結局おおよそ200から300番手ぐらいのところで走る。道幅が狭くなる所、工事区間や登り坂の手前ではスピードが落ちるので後ろでは「ブレーキ、ブレーキ」の声が連発。ホントに気が抜けない。

本部半島は雨で視界も悪く、さらに気を使ったけど、昨年中切れで先頭集団から遅れた美ら海水族館の登りも無事にクリアして、そのまま今帰仁方面へ。ここでも落車が発生していたけど、止まることなく脇を通過。

本当に緊張で身体の力が抜けない。仲尾次から58号に出る手前でスピードが上がり、長い棒状になったけど、他の選手の後ろでうまくしのいでなんとか58号の海岸線に到達。

ここで橋を渡った後に、中切れが目の前で発生している。1人追いかけているけど、苦しそうだったので、自らブリッジ。1分ぐらい全力。なんとか集団最後尾について、しばし休憩。でも脚パンパン。この後少し右脚大腿が攣りそうになったので、多めに水分補給。

ここからは強い向かい風でペースが下がる。トイレタイムをとっている人達も間近で初めて見た。その人達は有名なホビーレーサーの方々だけど、すぐ後ろから来て、難なく前方に上がっていく。身体がブレていなく、安定しているのが自分レベルでもよく分かる。

大宜味村に入ってもペースが上がらない。30kmを下回る場面もあった。

後から聞いた話だと香港チームが集団コントロールしていたらしい。(強風というより暴風?の影響でスピードが上がらなかったとの情報もあり)。

結局昨年中切れしたときよりも追い風、向かい風の違いはあるが10分以上遅く与那の登りに入る。この頃には天気は回復。蒸し暑さを感じる。インナーの選択に失敗したかなとちょっと後悔。位置は変わらず中団やや後方。あっという間に先頭は視界から消え、周りのペースが合いそうな人たちと淡々と登る。タイムは20分49秒(247w)。本当は270w想定だったけど、平坦区間のインターバル気味な上げ下げに相当脚にきていたと思う。まあ、タイムは普通なので辛くはない。ただ、頂上手前でやや遅れ、なんとか下りで追いつき、そのまま奥に向かう。下りは決して得意ではないけど、この集団(第5集団くらい?)の中では上手い部類かもと思った。ここでも先頭集団のスーパーな人達とそうではない完走目指す組の違いかもしれないが、先頭には残れていないので知る由もない。

6人ぐらいの集団はそのうち20〜30人になって奥の登りへ。奥の登りも遅れることなく、西海岸へ。ここからは追い風でペースが上がる。時速42、3kmぐらいだったかな。牽いているのは数人だろう。その中には混ざれていない。なんとか付き位置で与那2回目に突入。もちろん皆疲れているようでペースが上がらない。220wぐらいではなかったかな。

なんとか着いていってまた下りで最後尾から中盤に上がって、奥さんからスペシャルボトルを受け取る。そしてあと二つボトルをもらって一つは水浴びに使って、もう一つを後ろのゲージに入れようとしたら入らない。何故だと思って下見ると、空のボトルを捨てていなかった。慌てて所定の位置で捨てて、ボトルを差し込むが、この一連のモタモタで前と距離が開いてしまい、なるべく距離を縮めて下りに突入しようとするが、ここで大腿が悲鳴を上げ始め、脚が急激に重くなり、むしろ差がさらに開いてしまい、さらに下りに入る前に奥さんからもらった大切なスペシャルボトルを落として激しく動揺しながら下りに入る。コーナーからの立ち上がりでも集団を視界に捉えることが出来ず、そのまま単独で安波の登り。気持ちも切れてしまい、ほとんどサイクリング状態でその後の高江までのアップダウンを走る。この辺りから恒例の嘔吐の症状も出始め、ますます力が入らない。後ろから210の小集団が来るがまったく反応できず、そのまま宮城の関門で時間切れ。ここでも嘔吐をしばらく繰り返ししばし休憩。チームメイトに電話を借りて奥様と東村平良の道の駅で合流して、ゴール地点で食事をとって帰宅。

力不足とともに登りのピーク前でことごとく遅れてしまうレース感覚の無さも課題と再認識しました。


レース後の身体の状態は、腰の張りがかなりヤバイ状態。それから大腿前側の筋肉痛と翌日に膝裏の腱を痛い。

脹脛と大腿裏側はやや筋肉痛といったところ。

大臀筋はほとんど痛み無し。やっぱりお尻からモモにかけてを上手く使えてないのと、腰が痛くなるのは体幹でうまく踏めていないだからかな。この辺りはこれから改善していきたい


まずは身体をしっかりと回復させて、冬は体幹をさらに意識して乗ることを心がけてみたいと思う。


4月から環境が変わって、練習時間も短くなる中、ここまでできたのは奥さんのサポートに尽きる。

暫くは奥さんとの時間をもっとゆっくり取っていきたいと思う。