富士チャレンジ300
ツール•ド•おきなわに向けての練習として、富士チャレンジ300に参加してきました。
参加カテゴリーは300km。
朝3:20に出発して、2時間20分ぐらいで到着。
ゲートが開く前の待機スペースで自転車組み立てて、車は奥さんに任せて受付へ。
そのまま駐車場でICタグ、ゼッケンを付けていたらハプニング発生。
ホイールとフォーク一緒にタイラップで括り付けてしまう凡ミス。
慌てて、受付でタイラップをもらってきたら、難なくタイラップを外している奥様。素晴らしい!というより俺情けない。
レース慣れしていないので、どうしてもスタート前に慌ててしまう。
それでも準備し、会場へ。
300kmなので試走はする気はなかったけど、一応一周ゆっくりと。
戻ってきて、慌ただしくストレッチして、オイルでマッサージしてスタートラインへ向かう。
予定どおり8時にスタート。最初の1周は先導車が付いてゆっくりペース。そしてスタートラインに戻ってきてリアルスタート!なるべく前の方に位置しようとするが、ペースが速い。前半の下りパートはいいけど、後半の登りパートがエンデューロとは思えない速さ。
先頭見ると招待選手がグイグイ牽いている。
パワーも2周目から4周目まではNPで280〜300wぐらい。これは50kmぐらいのレースなのかと思うほど、今の自分には辛いので、いったん離れることを決め、後ろを待っているととても良い大集団登場。皆さん早々に見切りをつけていたようです。
その後は辛すぎず、楽すぎずのペースで進む。時速38〜39kmぐらい。
淡々と3時間経過。当初の予定は5~6時間は休憩なしで走る予定
だったけど、ボトルの水もなくなってきたので、ピットイン。
これまでの走行距離、3時間3分で117㎞。1周を6分~7分台
で刻む。
ベストラップは5分50秒台。
15分ほど休憩し、再スタート。
再スタート直後の下り坂コーナーで後ろから来た人に追突され、落車寸前だったが、なんとか持ちこたえる。
右に寄っていなかった自分も悪いが、見通しいいのに、あんなに突っ込んでこなくてもと少し苛立つが、落車しなかったことを前向きに捉えて、また同じペースで走る。
しかし、休み過ぎたか?体が動かない。脚はまだまだ残っているのに、重い。
なんでだろ?としばらくの間状況が理解できていなかったけど、眠いからだ!と分かる。
まずはハンガーノックを疑ってみる。以前もあった症状で補給をしたら頭が嘘のようにすっきりしたので、カーボショーツを摂取。
でも眠い。体の疲れというより、眠けとの闘いになってきた。
水をかぶりたいけど、ボトルにはスポドリ系しかなく、ベトベトで不快になるので浴びることはできず。やっぱりボトルの1つは水にすべきかも。
このままでは、他のヒトにも迷惑かけることになってしまうので、2時間走と決めて再スタートしたけど、少し早くピットインしようと判断。
ところが、5時間エンデューロなどのゴールが重なるため、ピットは一時閉鎖中。
結局そのまま30分走り続け、結局2時間経過したところでピットイン。ここまで175㎞。しかし、1周8分から9分とペースは明らかに落ちていた。
あまりの眠さに仮眠をとることに。
水分、エネルギー補給した後、15分から20分目を閉じて、休憩。
それからスタートしようとするが、今度は吐き気。
これは昨年のツール・ド・おきなわの時もあった胃がダメージを受けているパターン。
今日は吐いてしまおうと思い、トイレへ。吐いたらとても気分が良くなってきた。
やっぱり高エネルギードリンクだけは弱い自分の胃腸には負担が大きいようだ。
やっぱりボトルの1本は水かお茶系にしよう!
30分も休憩して、再々スタート。この時点で300㎞完走は断念し、ツール・ド・おきなわと同じ210㎞は走ろうと決める。
眠気も吐き気もなくなって、1周7分台まで回復。
昨晩の4時間睡眠が良くなかったみたい。
やっぱりレース前は6時間以上は寝たい。
レース復帰後は、運も良く先導役のプロ(たぶん山本元喜選手。ものすごいふくらはぎ)が居て、だいぶ牽いてもらった。
途中、9時間チームエンデューロの人にローテしていきましょうと声をかけられるが、対応できず。「牽くからついてきてくださいだったら、付いていったけど・・・」
そんなことをしているうちに、210㎞を突破。1周レストをして、終了。
結局48周、216㎞ 6時間55分41秒でした。走っていた時間は6時間12分で時速は時速34.2㎞。
平均パワーは186W、NPで217W。NP換算で3.5W/kg。
この時間なら、4W/kgを目指していきたい。
TSSは300強。
良い練習になったけど、課題も改めて認識。3時間走メインでやってきたので、5時間、6時間走る体力も足りないし、なんといっても精神力が足りないかも。
9月の残りは時間が有れば5~6時間走を2度はやっておこう。
走っている間、御殿場のプレミアムアウトレットに行くといっていた奥さんは結局ずっとサポートしてくれました。感謝です。ありがとう。
おかげでもっと早くやめてしまうところを踏ん張ることができました。